HMBは毎日飲むサプリメントなので、どのような原材料や添加物が使われているのか気になりますよね。
本記事はHMBの原料や添加物について詳しく解説しています。
またHMBには独特の臭いや味がありますが、その臭いや味が原料由来なのかどうかについても詳しく解説していきます。
HMBの原材料
HMBサプリメントの基本の原料は下記になります。
HMBCa(結晶セルロース、ステアリン酸カルシウム、糊料、微粒二酸化ケイ素)
上記のかっこの中にあるのは添加物になります。
HMB単体では常温では液体の状態なので、カルシウムと結合させてHMBカルシウムにする必要があります。
HMBサプリメントはほぼすべての商品で添加物が入っています。
HMBサプリメントの主な添加物や成分
HMBサプリメントでよく使われている添加物とその役割は、下記になります。
- セルロース:カプセル原料を作る上で必要な添加物
- ステアリン酸カルシウム:低水溶性で、粉末の流動性向上と凝固防止のための添加物
- 糊料:プルランといわれれる成分。サプリメントを水に溶けやすくして吸収を高める役割
- 微粒二酸化ケイ素:吸湿防止の成分
上記4つの添加物は医薬品や健康食品などに使われている物で、安全性は担保されています。
また上記以外でビタミンやクレアチン、BCAAといったアミノ酸が成分に含まれている場合があります。
添加物や成分はメーカーによって異なります。
添加物を一切使用しないHMBサプリメントが理想です。
ですが「HMBCaの比重が軽く原料が均一に充填できない、固まらない、湿気などによる品質劣化」の理由から、添加物を一切使用しないのは難しいのが現状です。
HMBのサプリを選ぶ際は含有量だけでなく、添加物や成分の確認をしましょう。
HMBのにおい
HMBカルシウムには原料由来の特有なにおいがあります。
「HMBには臭いがある」といわれるのは原料に原因があります。
残留する不純物が多いHMBサプリメントは、原料由来の臭いに加え、においがキツくなります。
「まずい、、、くさい、、、」
「ワキガのような臭いがする」
HMBサプリメントのレビューサイトで、たまに上記の口コミを見かけることがあります。
臭いの原因は残留する不純物が多いところからきています。
HMBの味
HMBカルシウムにはにおいに加え、味も苦味もあります。
これも原料由来によるもので、HMBカルシウムは弱アルカリ性なので独特の苦味を感じます。
また残留する不純物があると原料由来の苦味に加え、味が強くなります。
HMB含有量も大切だけど、まずは原料を確認
サプリメントを選ぶ際、どうしても含有量に目が行きがちです。
含有量もたしかに大切ですが、いちばん大切なのは「安心・安全」であること。
HMBはある程度飲み続けないと効果は出ないので、HMB含有量もたいせつですが、品質が高いサプリメントを選ぶようにしましょう。
繰り返しになりますがHMBの特性上、添加物無添加にすることは難しいです。
購入を検討しているサプリの原材料を調べ、それが何のために使われているものなのか?
必ず確認してください。
HMB独特のにおいや味が気になる人へ
錠剤タイプや味付けフレーバーを選びましょう。
錠剤タイプはそのまま飲み干せるので、臭いや味が気になることはありません。
水に溶かして飲む粉末(パウダー)タイプを探している人は、ノンフレーバーではなく味付けフレーバーを選ぶようにしましょう。
味付けフレーバーであれば、においが気になることはありません。
まとめ
HMBサプリメントの原料は、HMBにカルシウムを結合させたHMBカルシウムになります。
HMBは常温で液体なのでカルシウムと結合させる必要があります。
品質を保つためにHMBサプリメントは添加物を使用します。
HMBの性質上、添加物は0にできません。
各メーカーによって添加物の内容は異なるので、必ず原材料表示を確認するようにしましょう。
HMBサプリメントには原料由来のにおいや苦味があります。
気にある方には錠剤タイプや味付けフレーバーを選びましょう。