HMBサプリが肝臓や腎臓に与える影響について詳しく解説

HMBの口コミサイトを見ていると「HMBは肝臓や腎臓に悪い」といったコメントを見かけることがあります。

 

上記の口コミを見ると「HMBサプリって飲んでも大丈夫かな、、、」と心配になりますよね。

 

結論から先にお伝えすると、HMBサプリが肝臓や腎臓に悪影響を与えることはありません。

 

本記事はその理由について詳しく解説しています。

 

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メーカーに問い合わせしてみた

 

『HMBを飲むと肝臓、または腎臓に影響があるのかどうか?』

 

上記についてHMBサプリの製造メーカーに直接問い合わせしました。

 

今回問い合わせたメーカーは「バルクアップHMBプロ」を販売しているbonds online shopになります。

 

その回答がこちら。

 

健康補助食品なので
そのような副作用はございませんが
個人の体調等によっては影響が出る可能性はございます。
心配であれば、かかりつけ医にご相談の上、ご検討下さい。

 

「HMBは健康補助食品なので副作用はない」という回答でした。

 

国際スポーツ栄養学会では安全性が保証されている

 

HMBは、国際スポーツ栄養学会でエビデンスAを獲得しているサプリメントになります。

 

国際スポーツ栄養学会とは、スポーツ栄養学における研究の促進と情報提供、国民の健康維持増進に寄与する団体

 

国際スポーツ栄養学会では、正しい摂取方法を守れば「安全性は担保されている」という見解をしています。

 

HMBの正しい飲み方については、下記の記事を参考にして下さい。

 

 

ちなみに国際スポーツ栄養学会が推奨する量の倍を摂取しても、肝臓や腎臓の機能に影響はなかったことが報告されています。

 

詳しくはこちらのサイトで確認できます。

 

HMBを筋肉増強サプリと勘違い?

 

youtubeでHMBサプリの広告を見て、「HMBを飲めば筋肉が付く」と勘違いしている人がいるかもしれません。

 

筋肉増強サプリメントにアナボリックステロイドがあります。

 

アナボリックステロイドは短期間で筋肉増強ができるということで、一部の界隈で広がったサプリメントです。

 

短期間で効果を体感できるものの、肝障害や肝臓病など多くの副作用が報告されていています。

 

HMBの広告を見て筋肉増強剤と勘違いしている人が、アナボリックステロイドの副作用と混同しているのかもしれません。

 

HMBは必須アミノ酸「ロイシン」の代謝産物であり、もともとわたし達のカラダに存在しているものです。

 

 

プロテインの過剰摂取による影響

 

HMBと併用の相性が良いサプリメントにプロテインがあります。

 

 

プロテインはたんぱく質であり、皮膚や髪の毛、内臓などわたし達のカラダを作っている大切な栄養素です。

 

とはいえ、過剰にたんぱく質(プロテイン)を摂取すると腎臓へダメージを与えることが報告されています。

 

2018年のシステマティックレビューでは、体重1kgあたり2.0gのたんぱく質摂取であれば腎臓へのダメージが低いと報告されています。

 

システマティックレビューとは、研究を網羅的に調査し、同質の研究をまとめ、バイアスを評価しながら分析・統合を行うこと

 

プロテインを1日に過剰に摂取したり、また1回に過剰にプロテインを摂取すると腎臓に負担がかかります。

 

HMBには腎臓や肝臓への副作用はありませんが、飲み合わせの相性がいいプロテインの過剰摂取が影響する場合があります。

 

まとめ

 

HMBは健康補助食品であり、もともとわたし達のカラダに存在しているものなので腎臓や肝臓への副作用はありません。

 

飲むだけで筋肉がつくような連想させるHMBの広告を見て、筋肉増強剤のアナボリックステロイドと同じ副作用があると勘違いしている人がいるかもしれませんがそれは間違いになります。

 

HMBと飲み合わせの相性がいいプロテインは、過剰摂取で腎臓へダメージを与えることがあります。

 

HMBに副作用はないですが、併用するプロテインの飲み方には注意が必要です。

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