HMBサプリの口コミを見ていると「眠気が出る」または「寝付きが悪くなった」というコメントを見かけることがあります。
HMBを飲むと眠気が出たり睡眠障害が起こるのでは、、、と心配になりますよね。
結論から先にお伝えすると、HMBサプリを飲んでも「眠くなる」または「眠れなくなる」といった副作用は起こりません。
本記事は、HMBと睡眠の関係について詳しく解説しています。
メーカーに問い合わせしてみた
HMBサプリ「バルクアッププロ」を販売しているbonds online shopに、HMBを飲むことでねれなくなる症状が出るかどうかについて問い合わせしました。
メーカーからの回答は下記になります。
健康補助食品なので
そのような副作用はございませんが
個人の体調等によっては影響が出る可能性はございます。
心配であれば、かかりつけ医にご相談の上、ご検討下さい。
HMBは健康補助食品であり、「眠くなる」または「眠れない」といった副作用はないという回答でした。
HMBは睡眠に影響しない
製造メーカーの回答から分かるように、HMBと睡眠には関係がありません。
HMBは必須アミノ酸「ロイシン」の代謝産物であり、わたし達のカラダにもともと存在しているものです。
また肉の赤身や魚、グレープフルーツなど食べ物に含まれているものです。
これらの食べ物をたくさん食べたからといって「眠くなる」または「眠れない」と感じる人はあまりいないですよね。
HMBも同じで、サプリを飲んだからといって眠気が出たり、寝付きが悪くなることはありません。
HMBについて詳しく知れば睡眠の心配もなくなるので、こちらの記事を合わせて参考にして下さい。
眠れない原因１：HMB以外の成分
各メーカーが発売しているHMBサプリには、HMB以外の成分が含まれています。
HMBの成分は基本HMBカルシウムであり、各メーカーは他社との違いを出すために色々な成分を加えています。
具体的には、下記の成分になります。
- BCAAやクレアチンなどのアミノ酸
- ビタミン
- 生姜（ジンジャー）や生酵素
上記は一例になります。
生姜や生酵素は脂肪燃焼をサポートする成分であり、カラダを温める作用があります。
ある口コミを見ていると、「寝る前にHMBを飲んだらカラダが熱くなった」という意見がありました。
人によってこういったカラダの反応が「眠れない」と感じるのかもしれません。
HMBサプリについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にして下さい。
眠れない原因２：夜、トレーニングしている
寝付きが悪くなる原因としてもう１つ考えられるが、夜のトレーニングによる影響です。
HMBはただ飲むだけでは効果がなく、トレーニングが必要になります。
トレーニングするとドーパミンやノルアドレナリンといった興奮ホルモンが分泌されます。
興奮ホルモンが分泌されると脳が興奮状態になり、交感神経が優位な状態になります。
交感神経とは、日中に優位に活動する緊張モードの神経のこと。
一方、副交感神経は「休息の神経」ともいわれ、夜間に優位に活動するリラックスモードの神経。
眠れないのはHMBが原因ではなく、夜のトレーニングの影響が考えられます。
良い睡眠をするには、副交感神経を優位にすることが大切です。
夜のトレーニングは交感神経を優位にするため、寝る３時間前には終わらせましょう。
まとめ
HMBは健康補助食品なので、「眠気が出る」または「寝付きが悪くなる」副作用はありません。
眠れない原因として考えられるのは、下記の２つになります。
- HMB以外の成分の影響
- 夜のトレーニングによるホルモンの影響
HMBを飲んで睡眠に心配がある人は、上記に気を付けましょう。