筋トレをすることでHMBの効果が体感できることはよく知られていますが、有酸素運動の場合も効果が実感できるのか気になりますよね。
結論から先にお伝えすると、HMBサプリメントは有酸素運動も効果があります。
本記事は有酸素運動の効果について、また効果的な利用方法について詳しく解説しています。
HMBは有酸素運動でも効果あり
HMBには「筋肉の合成を促進」と「筋肉の分解を抑制」の2つの効果の以外に、筋肉の損傷を防ぐ効果があります。
イランの大学、早稲田大学等の研究チームがHMBを運動前に摂取すると酸化ストレスを34%改善することを確認しました。
酸化ストレスは筋肉の損傷や炎症を引き起こす原因といわれる物質で、筋肉痛に大きく関係しています。
詳しい内容はこちらの文献で確認できます。
上記のようにHMBは有酸素運動でも効果があることが確認されました。
HMBは筋肉疲労の早期回復や筋肉痛の予防に役立ちます。
筋肉をつけて痩せたいなら「筋トレ+有酸素運動」が効果的
有酸素運動のHMBの効果は筋肉疲労の回復でした。
筋肉をつけて痩せた方には「筋トレ+有酸素運動」が効果的です。
トレーニングの順番は無酸素運動である筋トレをまず最初に行い、その後に有酸素運動をします。
有酸素運動から始めた場合、脂肪が燃焼するには20分以上の時間がかかります。
20分走ってそこからスタートと考えると結構ハードルが高いですよね。
筋トレをすると成長ホルモンが分泌され脂肪の分解が進んでいる状態なので、筋トレ後に有酸素運動をするとスタート直後から脂肪を燃焼することができます。
筋肉をつけながら痩せたい人は、筋トレ後に有酸素運動をしましょう。
HMBと飲み合わせの良い物
短期間でHMBの効果を体感したい人は、下記の2つを飲み合わせましょう。
- プロテイン
- クレアチン
プロテインはたんぱく質であり、筋肉の素になる材料です。
HMBは筋肉の合成を促進する効果があるので、プロテインとの相性はとても良いです。
クレアチンはトレーニングのパフォーマンスを向上させるサプリメントです。
クレアチンはエネルギーの着火剤のような役割をするので、トレーニングの効果を最大限高めることができます。
有酸素運動する方もプロテインとクレアチンは積極的に飲みたいサプリメントです。
HMBの飲み方やタイミング
HMBの1日の飲む適量は『体重あたり38mg(38mg/kg)』になります。
体重70kgの人の場合、HMBは2,660mgが必要になります。
飲み方は一気に飲むのではなく、1日数回に分けて飲みましょう。
タイミングは毎食後、トレーニングする日はそれに加えトレーニング前後になります。
HMBは毎日飲むことで効果を発揮するので、トレーニングするしないに関わらず飲み続けましょう。
HMBの飲み方について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にして下さい。
まとめ
HMBは有酸素運動でも効果が期待できるサプリメントになります。
HMBには筋肉の合成と筋肉の分解の抑制の効果以外に、筋肉疲労の早期回復や筋肉痛の要望の効果があります。
筋肉をつけて痩せたい人は無酸素運動の筋トレの後に有酸素運動しましょう。
HMBは毎日、食後など数回に分けて38mg/kgの量を目安にしましょう。